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2016年11月 1日 (火)

親子の断絶を無くしたい

昨晩は離婚や別居に伴い子どもを連れ去られた親御さん達のお話を聞かせて頂きました。

現状は連れ去った親の権限が優先される日本の制度において、片方の親には思った以上に深刻で残酷な状況でした。

一方で子どもにとっても、突然愛していた片方の親(やこちら側の祖父母ももちろん)との関係が断絶されています。

私たちが映画で観るような、離婚後も子どもが両方の親との面会や宿泊を続ける事を当然とする仕組みはこの国には整っていません。

毎年23万組が離婚する中、子どもとの面会交流が出来ていない親はその7割にもなるそうです。

以前の静岡新聞の特集でもあったように最近はこの問題を巡る調停や審判が増加しているようですが、現行の制度における弁護士の対応や司法の判断には多くが落胆しています。

もちろんDV親による子の福祉に反する場合等は考慮すべきですが、子にとっての精神的な影響を最大限配慮すべきです。

そのため、やはり立法での取組みが必要です。

国会でもこの為に親子関係断絶防止法が草案され、提出の準備が進められているようです。これは理念法で強制力もなく、橋下徹さんも府知事時代に訴えた共同親権による問題改善には差がありますが、それでも前進の一歩になるはずです。

現在の政局に左右されず法案が無事通る事を期待します。

最後に、お会いした親御さん達の姿勢には感銘を受けました。

未だに会えない子達への想いを抑えながらも今後自分たちと同じような想いを経験する人を無くすために、努めて冷静にそして前向きに制度の改善に取り組んでおられました。

つい先日逝去された尊敬する友人である鈴木良太郎さんが闘病生活の中おっしゃっていた言葉が思い出されました。

「痛みや苦しみを経験した人ほど人に優しくなれる」

今の非力な自分への歯がゆさも感じつつ、私もこの落選の時期に経験したりお聞きする痛みも苦しみも背負って役に立てるよう頑張ります。

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コメント

「DV親による子の福祉に反する場合」との記載がありますが、DVは配偶者暴力であり、子供への虐待とは無関係です。夫婦喧嘩をするけど子煩悩な父というのはよくあることで、この場合、連れ去り妻の側は、「DV父と面会交流させるなどとんでもない」などと表現し、児童虐待であるかのように誤解させることが多いですが、実際は、なんら、児童虐待ではありません。これは、誤誘導するために極めてよく使われる手法なので覚えておいてください。なお、上記を踏まえたうえで、頭書の発言を正確に言うなら、「児童虐待親による子の福祉に反する場合」というのが適切です。

投稿: サド | 2016年11月 2日 (水) 23時22分

サドさんの話がよくわかりません。もう一度丁寧に説明してほしいです。

投稿: マゾ | 2016年11月 4日 (金) 19時41分

サド様

貴重なご指摘有難うございます。

あくまで子への虐待、それもある程度客観的に示された場合のみというご趣旨はその通りかと思います。今後表現に注意致します。

今後ともよろしくお願い致します。

投稿: 小池 | 2016年11月14日 (月) 11時07分

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