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2013年2月20日 (水)

技術は「人災」を凌駕できるか?  小型原発の可能性

党のエネルギー戦略をどうにかしようと、大学助教時代にお世話になった方に話を聞いています。

で、今日は国内外の研究機関のトップを歴任されてきた大先輩に久々に再会してきました。

意外だったのは、「原発の将来性」にまだ望みというか切迫感を持っていたことです。

ただ「原発」も旧式から新型までひとくくりにするのでなく、特に世界で導入が進む「小型原発」に対しては確かにメリットも拡大しているとのことです。(FT記事参照

例えば、

● メンテナンスの必要性減少
● 使用可能燃料の拡大(劣化ウラン等も)
● バックエンド(処理)の手間やコスト減少
● 冷却用に水を用いない空冷式も可能

という点です。

また、肝心の安全性についても、非常に不安定な船上に搭載される程度に高いという実績も確かにあります。

(Financial Times)

しかし今回の事故でも明らかになったように、「どれだけ技術が向上しても扱う人間や組織による『人災』は防ぎようがないのでは」との思いを自分は持っており、それをぶつけてみました。

すると、

「いや、技術の向上が人災すら防ぐようになり得るんだ」

とのお言葉でした。

これは決して技術への過信でなく、「人災」が起こり得る事を前提に、その状態すら凌駕する設計を追及するという覚悟です。

利権や利害を超え、科学者としての立場で純粋に国や人類の発展を考える、そんな志に久々に触れさせて頂きました。

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