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2012年10月

2012年10月22日 (月)

政治が機能するために ②

1210yukichi(出所: fesh.jp)

有権者が政党を、国会議員を選んでも公約を守られない仕組みを真剣に考える必要があります。

その際にいかに「しがらみ」を断てるか、その手段をいくつか紹介します。

1.企業・団体献金を禁止する

そもそも政党助成金(全体で約320億円)は、企業・団体とのつながりを制限する措置として平成7年から始まったものです。
それにも関わらず自民・民主を含むほとんどの政党は多くの企業・団体に依存しています。

多額の税金が投入されている業界が特定の政党を金と票で支援する構図は、今回もすでに動き出しています。

「7選挙区で自民推薦 県医師連盟、異例の「確約」条件に」

(治療行為や医薬品の「値段」である診療報酬は85%を税金と保険料でまかない、残りを患者が負担します。)

2.同一選挙区での世襲を禁止する

長年培った後援会組織が温存され、政治が「家業」となる事で、既得権益が生まれ新しい血が入るのを妨げます。

3年前に同様の公約を掲げた自民党も、最近は引退議員の後継に子息が次々に名乗りを挙げています。

自民公募に「世襲」ゾロゾロ、議員子息が続々と

これらの手段、聞けば多くの方がもっともと思われますが、実際守るのは非常に難しいです。

そもそも法律でも禁止されておらず、選挙に勝とうと思えば当然今まで通りにしたほうが有利です。

そのため、妥協して当選してきた政治家がほとんどの国会ではあえてこれらをルール化することもできないのです。

ただその結果、自立していない政治家がバラマキを続け、次に挑戦しようとする者たちへの扉を閉ざしています。そしてその依存の体質が日本の社会全体にも広がっています。

「一身独立して一国独立する」

福沢諭吉の言葉を、今こそ政治を志す自分たちが噛みしめる時です。

「しがらみを断つ」と一言でいっても大変困難な日々の中、正直心が折れそうにもなります。

それでも小池まさなりは初心を失わず、目指すべき政策を実行する為にも、まずは日本政治の信を回復する闘いを続けます。

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2012年10月20日 (土)

心の健康のために

静岡はご存知、健康寿命日本一の地域です。

同時に緑茶とミカンの消費が日本一で、その両方からの抗酸化作用が老化防止にも役立っています。

加えてノーベル賞を受賞したIPS細胞が普及したらいったい寿命はどこまで伸びるのでしょうか??

一方で多くの方々がまだ不安を抱え、心身ともに健康とはいえない状況です。特に良く聞くのは、「自分はいいけど子や孫の将来が心配でたまらない」 という声です。

確かに多くの課題が将来に山積みで、次の世代が中心となる20~30年後には影響が更に悪化する可能性が高いです。

警鐘は鳴り続けていますが、これまでの経験が過信となった政治で目に見えない津波が更に高まっています。

忘れた頃必ずやってくる危機へ今こそ世代が一丸となって取り組まなければなりません。

1210figure3
   記憶の減衰の法則性 (畑村洋太郎『未曽有と想定外』より)

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2012年10月19日 (金)

国を護るために

現在、呉服町事務所前では以下のアンケートを行っています。

  • 尖閣諸島問題に政権は充分な外交努力をしていますか?
  • 昨年に比べ日本の景気は改善していると感じますか?

皆さんはどう回答されますか?

現在の結果は以下となります。

1210figure2_2

まさに内憂外患の中、政府の対応に心配が高まっています。

毅然とした外交力を高めるためには確固たる防衛力が必要であり、その為には科学技術もインテリジェンスも必要です。

そして基盤となる十分な防衛・警察予算を確保するには、やはり経済を回復しなければならず、その為にはばらまきでなく既得権を打ち破る規制緩和を進めなければなりません。

つまり以下の順です。

規制緩和 ⇒ 経済再生 ⇒ 防衛力↑ ⇒ 外交力↑

 そして、その前に、既得権に縛られない自立した政治家が急務です。

地盤を断ち、保護産業との癒着を断った小池まさなりの闘う意義がそこにあります。

ばらまきを続けて弱体化するか、挑戦者を後押しするか、最後は皆さんの選択です。




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2012年10月18日 (木)

政治が機能するために ①

政権交代前は「一内閣、一大臣」と約束していた民主党政権になって第6番目となる内閣が発足しました。

日本の大きな課題である少子化担当大臣に至っては、政権交代後3年間で第10人目となる大臣です。

果たしてこの内閣、皆さん期待できますか?

顔が変わっても、しくみが変わらなければ結局、「誰がやっても同じ」なんです。

担当分野に精通した大臣が一定期間働くのは当然として、国会答弁から解放する事も必要です。

副総理や副大臣に本来その役割が期待されていますが、日本は大臣が付きっきりで本来の任務を果たせずにいます。

       各国総理・閣僚の議会出席日数1210figure1_2 (日本アカデメイアより)

与野党共に政治主導を目指すからにはこんな所から是正していかなければなりません。

 

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2012年10月16日 (火)

理念ある政治を

この数か月間、多くの皆さんから維新の会との件について聞かれてきました。

私は一貫して「理念と方向性が同じならば共闘すべき」と答えています。

静岡新聞(10月10日)でも屋山太郎氏が述べていたように、「地方分権」「統治機構の改革」を成し遂げられるのは業界団体とのしがらみを断った両党しかありえません。

主導権争いで別々の道を歩く、となると不幸なのは国民です。こんな時こそ渡辺美智雄氏の言葉が響きます。

1210michy (渡辺よしみホームページより)

「政治は八割の合理性と二割の非合理性」

「原理原則に基づいて何をなすべきかが八割の合理性の世界であり、好きだ、嫌いだ、コンチクショーというのは二割ぐらいに留めておかなければならない。」

確かに政治の現実はうんざりする程非合理性ばかりです。
正しいと思う事を成し遂げようとしても、足を引っ張られたり、裏切られたり、はしごを外されたりする毎日です。

しかし国難を乗り切るという目標のためには歯を食いしばっても前に進まなければなりません。

あの薩長も一度は同盟が流れかけたものの、最後はまとまりました。

ここが日本政治の正念場です!

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2012年10月14日 (日)

「いい国」号 快走中!

最近静岡の街を走り回る、いい国ナンバーの車、皆さんお見かけしましたでしょうか?

実は何と!こちらの車、

てんぷら油で走っているんです!

使用済みのてんぷら油を再利用することにより、大気汚染や水質汚染を防ぎます

また軽油に比べて温暖化に影響する二酸化炭素の排出削減効果があります。

更に、排気ガスも軽油と比べて黒鉛が1/3~1/6になるため、酸性雨などの原因になる硫黄酸化物はほとんど排出されないんです。

資源も節約し環境にも優しい「いい国」号、見かけたら是非声をかけて下さい!

朝は元気な若い衆が、夕方はぐったりした若い衆が乗ってます。

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2012年10月12日 (金)

日米共通の課題

Obama_2(出所: Commssion on Presidential Debate)

計三回(+副大統領討論会)行われる大統領選の討論会では国家的課題について両候補が主張をぶつけ合い、多くの国民が視聴します。

なぜならここでは確実に公約が実行されることを皆知っているからです。

そして一番の議題は日本同様、雇用と財政問題 です。

  • 高止まりする失業率を抑え、新たな雇用をどう創るか 
  • 膨れる社会保障費をどうするか 

等の共通する課題です。

特に失業率はリーマンショック以来、8%を超える水準で高止まりしています。

政府の関与を強めるオバマ大統領と民間活用を主張するロムニー候補、米国には国民が選べる選択肢があります。

増税・バラマキ一辺倒、そして原発問題すら国民には選択肢のない日本政治、今こそ自らで新たな道をつくらなければなりません。

 

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2012年10月 7日 (日)

国会開設が「天下の公論」につながっているか

先日セミナーにてコメンテーター役を引き受けてくれた 渡瀬裕哉さんに頂いた、東京茶会(Tokyo Tea Party訳の「民選議員設立建白書」を読ませていただきました。

Tokyotea(東京茶会より。同会webにて販売中。)


残念な気持ちでいっぱい!!

 

というのが感想です。

 

建白書提出の経緯に書かれた状況は、現在にほぼ共通します。

 

○納税の義務のある国民の権利が制限されている。

○政治権力はただ官僚にのみ帰属している。

○国家の一大事が国民に知らされないor関心を持たれない(征韓論争すら国民の8,9割は知らなかった)。

 

ただ、違うのは一点、

 

今は既に民選の議会が存在している

 

ということなんです。

 

板垣退助達は上記の現状を打破するため、以下の目的をもって建白書を提出しました。

 

○「国民を啓蒙し、知識を与え、開明の域に進ませようとする」

○「度を越して」従順な国民に「天下のことに参加できるようにする」

○「天下の公論を発展させる」

 

そしてその手段は、ただ「民選議院を開設することだけ」しかないとし、執念をもって取り組みました。

 

その思いがひしひしと伝わってくるだけに、民選の議会が存在した上での今の状況は残念無念でたまりません。

 

確かに国会での議論の場の開設によって国民の知識は増えましたが、「天下の公論の発展」とは遠く、開明な国民の代表である議員がより幸福で安全な社会を達成している、とは言えません。

 

やはり「しくみ」が変わっても結局運用する有権者の意識が変わらなければ効果もなく、逆に「開明」にはなっていない有権者で選ばれた議院によってかえって状況が悪化する、という結果にもなっている事が残念です。

 

帝国議会の時代に戦争に突入した事実や、現在のように民選の議院と内閣が結局は官僚主導の下にある事実を、板垣達はどう見ているのでしょう。

 

そして、いま同様に、「(直接)民選の首相」を実現しようという動きも、運用や有権者の意識次第では、自分が感じた残念さを将来の世代に伝えてしまう可能性があります。

 

だからこそ、「しくみ」の設計をもう一度見直し、まずは機能する議会への取り組みが急務です。こちらのアイデアももう少し詰めていきます。

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