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2005年10月 7日 (金)

講義(政策決定、比較政治など)

今日も大学で講義の日。経済、安保ともにこれまでとは趣向を変えながら講義

まず経済の授業では、経済政策決定が産み出される政治構造についてきっちり説明。三権分立の歴史的な経緯から始まって、現在の予算策定プロセスまで包括した。アメリカの大統領制とかイギリス、日本の議院内閣制とかは基本中の基本だと思っていたが、「始めて聞いた」という声もあり新鮮に聞いてもらったようである。特に、代議士の選ばれ方や党議拘束といった面で、日米の違いを理解してもらった。日本に焦点を絞るのであれば、もう少しイギリスの政治についても細かく議論したかったのだが(実は自分の知識がさびついていたりする)

講義の最後には、説明の前に挙げておいたポイントについて自分の考えを書いてもらった。わずか10分ぐらいしか与えられなかったのが、しっかりした問題意識を持っていて見直してしまった。またコメントを見ていくと、「説明に補足が必要だな」と思う点も出てきて、非常にためになる。今回は特に、アメリカの大統領の権限に関してやや過剰な印象を与えてしまったようで、牽制役としての議会の役割を一応制度上でももう少し説明しようと思う。

安保の講義では、人数も減ってきた所を見計らって、机の配置を四角形にして全員が顔を見合わせる形に。やはり壇上で上から話すよりは、対等なコミュニケーションができるだろうという思惑もある。そこから一気にグループ分けをして、来月やることになったディベートのテーマ設定。安保系も含めて20近くのテーマを挙げてもらい、そこから多数決で決定。中には「○○党は政権を取れるか」というものも。で、結局皆が決めたものは「中国の政治体制は続くか」と「首相の靖国参拝の是非」となった。どっちも安保というより政治だが、とにかく自分で調べて論理を組み立てて議論するという事を学んでもらえればと思う。

講義後、授業や学校の方針に関することで上の方と相談。自分が新参という事もあり、苦言も含めてストレートに言わせてもらったが、「ありがとう。ありがとう。」と、理解して頂いたのは本当に有難かった。期待したとおり、上がしっかりしているのでまだまだこの学校は大丈夫だと安心した。自分も責任持って頑張っていきたい。

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コメント

趣向を変えた授業、学生達の反応はどうでしたか?

投稿: 凛 | 2005年10月 8日 (土) 00時19分

凛さん

今のところ良く分からないです。とりあえず自分自信が飽きないようにとの目的もあるので、反応を見定めつつ工夫していきたいと思います。

投稿: 政 | 2005年10月 9日 (日) 22時11分

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