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2005年5月31日 (火)

石油価格の決定2

昨日も大学院でのゼミに出席しました。

内容は今回も石油価格の決定メカニズムで、「現在の資源価値から開発コストを引いたものが資源の希少性を量る良い指標となる」ということです。果たしてこの理論がどうなのか、という事を理論式やいくつかの産油地に当てはめながら検証していくのですが、結局は説明ができずに「実際の価格決定は独占的要因がある」という結論に導かれていきます。

数式の理解の乏しさは相変わらずなのですが、徐々に理系的思考にも慣れてきたようで理論のプロセスをなぞるのが興味深くなってきました。この場合ですと、まず仮説を立ててその検証をいくつか行い、仮説が正しくない事を証明してから別の結論を導き出す、と言う流れです。確かに文系の研究でも、通説を疑いそこから検証をして別の結論に持っていくというのは良くあるのですが、検証プロセスが違うように思えます。

それは例えばダイレクトに独占的価格決定の事実を調査するのでなく、まずは数式等を使いながら仮説を潰していく、という手法です。ただ一方これだけですと、新しい結論が証明された事にはならないのでこれをどう正当化していくかという作業が必要です。来週はいよいよこの独占的価格決定-カルテルの事実についての内容なので、結論だけでなくその証明過程が結構楽しみです。

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